とーちゃん子育てと釣り日記

魚釣りと育児に奮闘中です。

JR北海道、留萌本線で移動、来春には石狩沼田から留萌までは廃線です。行くなら今しかない!

JR北海道留萌本線で深川から留萌まで行きました。なんと石狩沼田から留萌までの区間は来春には廃線の予定とのことです!!

マジっすか⁉個人的にはショックですが時代の流れには逆らえないですね。

留萌本線は北海道の深川市深川駅から留萌市留萌駅までの区間を走る鉄道路線です。距離は約50kmの区間です。その区間に駅は12駅あり、約1時間弱で走ります。

留萌本線は全線非電力区間ディーゼルの列車です。

駅は深川方面から、

1、深川駅

2、北一已駅

3、秩父別駅

4、北秩父別駅

5、石狩沼田駅

6、真布駅

7、恵比島駅

8、峠下駅

9、幌糠駅

10、藤山駅

11、大和田駅

12、留萌駅

が、2022年12月現在の留萌本線にある駅です。

2016年までは留萌市留萌駅から増毛町増毛駅までの約16.7kmがあり、部分廃線となり、今の深川駅から留萌駅までの留萌本線となりました。

留萌増毛間の部分廃線により、日本一短いJR本線となった留萌本線は、その後2021年に同じく北海道の日高本線の台風被害で不通区間の部分廃線により日本一を日高本線に譲ることになりました。

留萌本線の近年の歴史でした。

 

そしてちょっとだけお勉強です。

留萌本線、本線なら支線もあるの?

そうなんです!留萌駅から幌延駅までの約141kmの羽幌線がありました。

羽幌線は1987年に廃線となっている路線です。

自分は羽幌線の現役時代は記憶にはないですが、線路の跡や鉄橋や駅の跡があったのを覚えています。自分と同じく羽幌育ちの母親は羽幌線に乗って出掛けたのを話ししてくれた事もありましたよ。

 

そんな留萌本線です。

今の時期は一面の銀世界の中を走り抜けていますよ!まさに北海道らしい景色の中を列車が走り抜けています。

さて、前日は仕事も中々終わらずに帰りが遅くなってしまいました。最近はほんとにやばいッス!

そんな感じで帰宅すると息子くんは待っていてくれました。嬉しいですが、寝不足になっちゃいますね。息子くんは中々1人では寝れないんです。いつも一緒に寝ないと寝付きも悪く、夜中も途中で起きたりします。そんな息子くんは朝起きて、やはりちょっと寝不足で調子も悪く、小学校に行けずにいました。まぁ、しょうがないです。

留萌までちょっと行くので一緒に連れて行く事にします。

そして天候は大荒れです!(笑) 暴風雪警報が出ていました。そしてテレビのニュースでは留萌市内の中継が流れていますけど、、、猛吹雪です。行き先の天気は荒れている事が多い様な気がします。

 

まぁ、せっかくなので、息子くんの社会勉強で部分廃線になる留萌本線を勉強してもらいましょう!

写真は留萌駅で列車に乗る所です。来春には見られなくなる景色を息子くんは自分の目で見て、肌で感じて体験してもらう事にしました。いつもは車の移動ですが、天気も悪いし、たまにはJR移動です。ゆっくり寝ていても終点まで行くので大丈夫です!

JR深川駅で乗車します。始発が深川で終点は留萌です。

せっかくなので息子くんにはここで少しお勉強です。

 

いつもは車で、高規格道路の深川留萌自動車道を通っています。わりと新しく、深川から留萌まで無料区間のあるハイスペックな道路です。ある程度のスピードで止まらずに留萌市内まで行けます。途中、山をぶち抜いてトンネル区間もあって走りやすいのでいつも助かってます。

そして開拓の時代からの古い旧道に沿って作られたJR留萌本線、、、

今現在の国道233号線ではなく、旧道に沿って作られている留萌本線です。その為、昔ながらのくねくねと山を越える道路と線路です。時代の流れでくねくねな山道は今は通り抜ける人は少ないです。

それでは列車に乗って深川から留萌まで行きますよ!

深川駅の正面入り口です。寒いし、時間もぎりぎりなので急ぎ足で行きます。

寒いのが苦手なんですよね!(笑)

深川から留萌までの切符です。

大人は1290円、子供は640円ですね。

列車での移動はほとんど無いので息子くんは楽しいみたいです。

楽しんでもらえてよかったです。

深川から石狩沼田くらいまでは田んぼの中を走り抜けます。まさに北海道らしい景色で、冬は一面の雪景色です。

そして山の中に入って行きます。

写真は恵比島駅です。

1999年に放送された某国営放送の朝ドラのすずらんで使われた場所です。ロケ地で使われた建物とかが駅舎で使われていますね。

さすが朝ドラです。倍賞千恵子さんや橋爪功さん、中村玉緒さん等の豪華なキャストです。興味があればチェックしてくださいね。

 

そして列車は山道に入って山を越えて行きます。

クネクネの山道を越えたら留萌市に入ります。

山を越えてすぐにあるのは峠下駅です。

この辺まで来たら後は留萌川に沿って海まで行きます。

だんだんと留萌の街に近づいて山を降りたらあっという間に留萌駅に着きますよ。

留萌川を越える鉄橋が見えてきたら降りる準備です。

留萌駅に到着です。日本海側まで帰って来ました!

さすがに小さな時から良く来ている息子くんも懐かしいみたいです。

JRの列車では始めての留萌駅で息子くんもいい体験が出来たと思います。

この直後から猛吹雪で前も見えない世界になってしまいました。まさにこの時間は嵐の前の静けさ的な感じです。

留萌市数の子の産地です!ここ数年はニシンもたくさん帰って来ていて調子が良いみたいですよ!お正月と言えば数の子って良く買ったりしますよね!ぜひ留萌の数の子も食べてみてくださいね!

うちの家だと加藤水産さんが多いですかね、

天候も怪しさ満点なので所要を済ませて早めに戻らないとヤバそうですね。

また時間ぎりぎりです!(笑)

そして留萌駅の中にあるそば屋さんがいつも良い匂いで誘っています。

自分も子供の頃から美味しく頂いています。

今回は所要の為、トイレだけでスルーします。また今度のお楽しみです。

息子くんも少し残念そうです。

さて、留萌から深川までの切符を買って寒いのでさっさと列車に乗りますよ!(笑)

同じ区間をバスも走っています。沿岸バスですね!バスでもよかったのですが、自分はJRの列車だと乗りながらの色々な作業も出来るので列車の方が合ってるかもです。

もう少しで乗れなくなる区間もあるので、この機会にぜひ留萌本線を見て、乗って、思い出を作るのも良いと思いますよ!

子供の頃から使っている留萌本線廃線は寂しいですが、人口減少に過疎化していく時代なので変化や進化をしていく時代ですね!

息子はまた乗りたいとのことなので、また乗ることになると思います。来春までなのでお早めに!です。

 

それではまた、乗っていたお客さんはほとんど廃線なので乗りに来た感じでした。いつもはほとんどお客さんいない時間帯の列車に乗ったつもりでしたが、お客さん同士の会話も出来て新しい発見でした!したっけね~、